1月 中旬
門松や神棚に飾った松の枝、ダルマなどを持ち寄り、無病息災と豊作を祈願して火に投じるどんどん焼き。この行事は正月の迎え火、あるいは送り火とも考えられ、厄に当たる人はみかんなどを撒き、その年の厄払いをし、他の人々はマユ玉を木の枝に刺し、家内安全、健康を祈願して火にあぶり食べます。
2月 上旬
1300年の歴史がある乃久里神社では節分祭が行われます。厄年の方は神楽殿に上がり
3月1日
「平成の名水百選」に選ばれた神流川。その清流の解禁にはこの日を待ちかねた多くの人の釣り人が訪れます。
3月 最終日曜日
不二洞の一年の安全を祈願するお祭り。伝説にちなんだ「かんな姫」と一緒に不二洞を入洞。けんちん汁のふるまいサービスや餅つきなども行われます。
4月3日
おひながゆは、子ども達により受け継がれてきた伝統行事です。その昔神流川を流されてきたお姫様を救け、おかゆを差し上げて元気づけたという民話にならった乙父地区の行事で毎年4月3日の早朝より行われます。当日は朝早くから、お城と呼ばれる円形の石積みの中にこたつやお雛様が運び込まれ、そこでお粥を食べたり遊んだりして一時を過ごす、神送りの儀式が生んだ伝統的な神事です。
4月5日
毎年行われる春の行事の一つである。貫前神社はもともと荒船山を自然崇拝の対象としたものであり、富岡市の一の宮の貫前神社の姉神とされていたが、その後(時代は明らかでない)乙父、五郷の諸々の神を合祀し、今日に至っている。
住民のほとんどが農家だったことから豊作祈願が主で、最近では商売繁盛、学力向上、交通安全等の祈願が行われており、川下げの神事も行われる。
妹神である一の宮が当村より盛大なのは、昔、姉神は鏡を、妹神はワラジを拾う夢を見て、鏡はそのまま、ワラジは踏めば踏むほど広がるところから、その差が開いたのだと言い伝えられている。
4月 上旬
地域住民の安全や無病息災を祈願する春祭りで、ご神体を清めるために、若者によって神社から神流川の河床につくられた台座「御台所」まで御輿が運び降ろされる「お川さげ」という行事です。
神輿が神流川に安置され川下げ神事が終わると、紅白の紙で作った花を竹ひごにつけて作られている「カサボコ(花傘鉾)」の奪い合いが行われます。
4月 上旬~
樹齢約500年、県の天然記念物に指定されているしだれ桜。京都比叡山延暦寺より移植されたと伝えられる通称「仏乗桜」。凛とした美しさに上野村の春の訪れを感じることができます。開花中の夜はライトアップも行われます。
5月3日
楢原の中正寺の裏山で、毎年5月3日に行われる火渡り行事である。この火渡りの護摩(密教で仏前に壇を設けて火をたき仏に祈る式)は、幅9m、奥行き10m、高さ2mの大規模に薪を積んで熱し、法を唱えて行者も信者も素足で渡るものである。
正しくは「火性三昧法」で、火性と言うのは、火の本性と言うことで、人間の根性と言うような意味と同じで、火は一切のものを燃し、汚れていても燃して了えば清浄な灰となる。したがって火の本性は一切のものを清浄にすると言うことである。
5月4日
上野村に春の訪れを告げる一大イベント。新緑に包まれたヴィラせせらぎの河川敷会場に、特産品の市が立ち特設ステージではさまざまなイベントが行われます。十石太鼓や歌手のオンステージが行われたりとお楽しみが盛りだくさんです。
6月
清流神流川で育った鮎は、香味が深く身がしまって美味しいです。
7月 最終日曜日
神流川の特設会場を舞台に、無料の魚のつかみ取りや釣り大会など、水とたわむれる楽しい一日を過ごせるイベント。
8月
乃久里神社は日本武尊の妃・弟橘媛(おとたちばなひめ)をお祀りする歴史ある社です。下流の77の子どもの社の神に供えるため団子を川に流す珍しい神事が執われます。禊のため神輿は担がれ、野栗沢川に下げられて、川瀬につくられた御台所に安置され、その後、神楽殿では伝統の太々神楽が奉納されます。
8月14日
祭りでは、上野村の伝統行事の一つである火上げが子ども会により行われます。
火上げは木を鳥居の形に組む山焼きで、夏の害虫駆除や流行り病を防ぐために行われているといわれています。火上げの後は打ち上げ花火大会が開催されます。
8月 中旬頃
9月 中旬
毎年若手を中心とした地元の有志が練習を重ね村民に披露する伝統ある郷土文化。舞台では舞踊や地芝居という人情劇が演じられます。入場料はどなたでも無料です。
9月
山あいにある塩ノ沢熊野神社では、獅子舞が奉納されます。過疎化の影響で子どもが減少し、近年は子ども獅子舞を行うことが出来ませんでしたが、最近ようやく復活しました。かわいい舞いが見どころです。
9月
この祭典では神流川にお神輿を下ろして清める神事「お川下げ」が行われます。お川下げでは猿田彦を先頭に集落を行列が練り歩きます。その後、八幡神社では秩父から伝わったとされる「太々神楽」の奉納が行われます。
川和諏訪神社獅子舞と同じ日に行われるため、2つの異なる祭りが楽しめます。
9月
川和の獅子舞は群馬県甘楽町から伝承したと言われる勇壮な舞が特徴です。 舞の際に行われる神社の対岸に祀られている「お諏訪様」に大声で呼びかける演目は一番の見せ場になっています。
乙母八幡神社御神輿川下げ・太々神楽と同じ日に行われるため、2つの異なる祭りが楽しめます。
10月
祭では野栗沢川まで御神輿を運ぶ「お川下げ」と、余興として野栗太々神楽を奉納します。
10月 中旬
広葉樹が多い上野村の紅葉は絶景です。夜は各地でライトアップも行われます。
10月 最終日曜日
紅葉の最盛期に行われるイベント。伝統芸能や歌謡ショー、特産品販売、観光写真展、各種バザーなどが行われます。