更新日:2017年10月15日
全国的にも珍しく、上野村では初めてとなる森林セラピーと乗馬体験のコラボレーションイベントを実施いたしました。
森林セラピーは国土緑化推進機構の支援による「医師と歩くセラピー」との共催で行い、森林医学専門医の村田昌功先生が同行して実施しました。参加者はまず唾液中のアミラーゼを測定し、ストレスの状態をチェックと医師によるストレスについての講義を受けました。
天気はあいにくでしたが、紅葉が始まっており紅葉の中での乗馬体験となりました。乗馬すると参加者の目線などが変わり、普段手の届かない植物を触ってみるなどを体験しました。また、森林セラピーは五感で楽しんでいただきますが、この時期は桂の木からまるでキャラメルのような甘い香りが漂い、森全体が甘い香りに包まれ、紅葉の赤や黄色と相まって幻想的な雰囲気を醸し出していました。
昼食を終え、馬に餌やり体験などをして、次に非舗装道を歩きました。舗装道とは違い、馬が揺れるため、舗装道とは違う感覚を参加者に楽しんでいただきました。
上野村の森林セラピー基地の特徴は何といっても森を参加者だけで貸し切りにする贅沢です。ふつうは道路が近いため、車両の音などがしてしまいますが、上野村では人工音が全くしない森は全国の森林セラピー基地でも珍しく、専門家にも一般の方にもご好評をいただいている森です。